Home > ピアノ用語集 R

ピアノ調律に関する用語集

A B C D E F G H I
J K L M N O P Q R
S T U V W X Y Z  

Regulating , Regulation
(レギュレーティング、レギュレーション、整調)

整調(せいちょう)。ピアノにおいては「調整」とは呼ばず「整調」といいます。皆さんが言う「調律」には「調律」の他に、「整調」「整音」「修理」が含まれています。鍵盤~アクション(ペダルも含む)の働きを88鍵、直線上に揃える作業です。直線上というと分かりにくいかもしれませんが、要は特定の鍵盤だけ妙に違う動作をすると、弾きにくいですから、88鍵盤皆同じように動作するようにしてあげる必要があります。二十数工程×88鍵盤やらなければなりません。

具体的な工程は、ネジ締め、鍵盤調整、打弦距離、ハンマー間隔弦合せ、ウィペン間隔直し、から直し(ロストモーション)、キャプスタンボタン調整、鍵盤ならし、鍵盤間隔直し、ブライドルワイヤー左右調整、鍵盤あがき、ハンマー接近(レットオフ)、働き調整、ハンマーストップ、ジャックストップレール調整、ダンパー総上げ、スプーン掛け、ダンパーレール調整、ペダル調整、等々。グランドピアノにおいてはその他、ベッティングスクリュー調整、サポート合せ、ジャック前後(上下)調整、ハンマーならし、ハンマードロップ、レペティションレバースプリング調整等があります。グランドにおいては、特にその特徴の一つである、いわゆるアフタータッチを均一に揃える上でも、整調は欠かせない作業と言えます。音色もさることながら、ピアノのタッチ感に非常に影響があります。

日本のように多湿~過乾燥といった極端な気候ですと、調律してから半年後(反対側の季節)には、極端に整調が乱れている場合が多いため、常に整調には気を配ります。調律(チューニング)に時間を掛けるのも大切ですが、寧ろそれ以上に、整調に時間を掛けたいものです。ピアノ内部は木やフェルトといった天然の材質のもので構成されていますが、これらは湿度により驚く程サイズが変化します。長年調律(整調)をしていないピアノは音律はもちろんのこと、著しく整調が乱れていることが多いです。しばらく調律をしていないピアノをお使いの方は、一度調律師さんにピアノ全体をチェックしてもらうことをお勧めします。

Renner(レンナー)

レンナー
LOUIS RENNER GMBH Co. 100年以上の歴史を持つドイツの老舗アクションメーカー。ピアノのアクションは、本来はピアノメーカー各社がオリジナルで作りますが、レンナーアクションの品質、精度、耐久性が良いことと、100年以上同一規格の部品を供給出来る等の利点から、多くのピアノメーカーが、アクションにレンナーを採用するようになっています。
関連リンク : Renner USA(レンナー)

Repetition lever(レペティション レバー)

レペティション レバー
グランドピアノのアクションに使用されているパーツ。レペティション(サポート)レバー及びレペテシションスプリングのおかげで、連打性が飛躍的に向上します。打鍵後、僅かに鍵盤を戻しただけでジャックが元の位置に戻れるので、次の動作(打鍵)がすぐに可能となります。アップライトピアノとの大きな違いの一つはこれの有無でしょう。ジャックの頭はレペティションよりも、0.1~0.2mm低い位置になるよう指先の感覚を使って整調します。レペティションスプリングの調整が弾き心地を大きく左右します。
※鹿児島のピアノ調律師、藤井幸光先生が考案したグランフィールをアップライトに後付けすることで、アップライトピアノにもレペティションスプリングが搭載可能です。

調律の出張に関するご質問は、
お気軽に渡辺宛 info@piano-tokyo.jp までお問い合せください。

Home > ピアノ用語集 R