どんな場所のピアノを調律されていますか?
基本的には、お客様からピアノの調律をご依頼を頂き、こちらでお役に立てるようでしたら、特にお断りする理由はございませんので、お客様とこちらとのスケジュールさえ合えば、どのような場所でもお伺いしております。
これまでに(現在も)ピアノの調律にお伺いしている場所で、思いつくのは以下のような場所です。
- 一般家庭
- コンサートホール
- ライブハウス、イベントスペース
- レコーディングスタジオ
- ピアノ教室
- ホテルのラウンジやレストラン、カフェ
- ウェデイング、ブライダル関係のホール、サロン
- 学校関係(保育園、幼稚園から高校、専門学校、大学まで)
- 老人福祉介護施設
- 大使館及び大使公邸
- 高原、避暑地の別荘
- 飲み屋さんの類い(銀座のクラブから場末のスナックまで)
- and more...
圧倒的に多く訪問するのは、やはり一般家庭です。
小さなお子さんが使用するピアノから、90歳を超える方まで。
家庭のピアノの調律には、ピアノの先生(レスナー)やプロのピアニストさんも多くいます。
また普通はなかなか行けないような場所に行けたりするのも調律の仕事ならではです。
面白いところでは某政党本部のピアノとか。
議員の先生方が忙しそうに飛びまわっていたり。
要するにピアノのある場所であれば、どこでも調律にお伺いしています。
他のピアノ調律師さんも同様です。
またコンサートホールや大使館の調律をしているから何か特別凄いということもありません。
むしろ家庭のピアノの方がコンディションの悪いピアノが多いので、それをピアノとして正しく機能させるには技術が問われます。
現役の調律師ならば、多くの方々が日常的にやっていることです。
そこに調律を必要としているピアノがあるからお伺いする。
私たちは自分たちの仕事を淡々とこなすだけです。
まぁ大変なことも多いですけど面白い仕事です。
関連リンク : 調律師ブログ
The author is Masami Watanabe