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ピアノ調律に関する用語集

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Tension(テンション)

張力。弦の張ってある緊張状態のコト。弦1本で70~90kg、ピアノ全体で16~20トンもの張力がかかっています。

Tightener(タイトナー)

Tuning-pin tightener(タイトナー)
Tuning-pin tightener。緩くなってしまったチューニングピンに、注射器等を使い注入してやることで、木質が膨張しピンのトルクを得るもの。お手軽で便利なものではあるが、ピンがジャンピングしてしまい、調律しにくくなるオマケがもれなくついてくる場合も...あくまでも応急処置として使用するのが望ましい。これでもダメな場合は、ワンサイズ太めのチューニングピンと交換する、ピンを一度抜いた後スペーサーをかましてピンを入れ直す、或いはピン板の交換等の対策が必要。

Tuning(チューニング・調律)

調律
ピアノの調律(チューニング)。みなさんの家にお伺いして行っている作業です。ピアノにおいて調律とは、或る高度をもって平均律音階を作ること、簡単に言うと、弦の張力を加減・調整し、音楽的に正しい音階を作る作業です。最低音(1Key、A)は27.5Hzから、最高音(88Key、C)の4186.009Hzまでの振動数をカバーします。近年殆どの場合、平均律(Equal Temperament)で調律します。平均律での調律の他に、中全音律(ミーントーン)、ヴェルクマイスター、キルンベルガー、といった古典調律もあります。

調律(チューニング)作業自体には、さほど多くの工具は必要なく、音叉、チューニングハンマー、ウェッジ類を使用します。工具バッグの中は、それらよりも多くの整調・整音工具や修理工具が詰まっています。調律作業を進めている途中で、さまざまな不具合が見つかる事もあり、一旦調律を中断して整調や修理を見直した後、調律を再開することも少なくありません。調律(チューニング)中に、ピアノの音が聞こえなくなったならば、決してさぼっている訳ではなく、もっと大事な作業をしている事が多い筈です。

ピアノには230本ほどの弦が張られ、18トン前後の張力がかかっている為、弦の張力は打弦も相まって、低下することは免れません。定期的な調律をすることで、ある程度安定したピッチを保つ事が出来ます。この他に整調・整音・修理といった作業があります。

稀に「ピアノの調律」を「ピアノの調教」と仰る方も居られますが、お馬さんではないので、「調教」ではなく「調律」でお願いします。

Tuning hammer(チューニングハンマー)

チューニングハンマー
調律の時に調律師が使っている道具(工具)。チューニングピンを回すのに使います。
チューニングピンのサイズによりハンマーチップのサイズも種類がありますが、現代はほとんどが#2チップです。しかしチューニングピンのサイズや角度は、メーカーや製造時期により結構な種類が存在し、またプレスの精度もあって、ハンマーチップには少なからずガタが生じます。

Tuning-pin(チューニングピン)

チューニングピン
弦の一端が巻き付けられているピン。これを回すことで弦の張り具合を調整します。長さは6cmほど、太さは7mm程度で、素材は硬びき鋼線。このピンは、ピン板と呼ばれる木にただ打ち付けてあるだけなので、過乾燥なピアノはピン板がピンをしっかり支えてられずに、調律が狂いやすくなります。このようにチューニングピンがトルクを失い緩くなってしまった状態を、俗に「ピンズル」「ルーズピン」と呼びます。

Turn buckle(ターンバックル)

ターンバックル
アップライトの弱音フェルトの上下位置を調整するパーツ。下前パネルを外すとアクセス出来る。最近のものは位置調整後にズレてこないよう、ズレ防止の為のナットがある。固定用のナットの無いもので、頻繁に弱音ペダルをスライドされている場合、少しずつ弱音フェルトの位置がズレてくる事があり、この場合ターンバックルを廻して適切な位置になるよう調整する。

調律の出張に関するご質問は、
お気軽に渡辺宛 info@piano-tokyo.jp までお問い合せください。

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